過程を知ると応援したくなる。
人は誰にでも過程がありますよね。
学生時代に友達と遊んだことや語り合ったこと、勉強や部活動で良い成績を残した人もいるでしょうし、ボランティア活動を頑張った人、大きな仕事を成功させた人など様々だと思います。逆に、あと一歩のとこで悔しい思いをした人や、未だに後悔している出来事があった人もいると思います。
それら様々な過程が一人一人にあり、家族や友達の出来事は近くで見ていたり、時には一緒に経験したこともあるのではないでしょうか。
頑張ってきたことや悔しがってることなどの過程を知ってるからこそ、応援したくなる気持ちが強くなったりしますよね。
数年前の話になりますが、会社を創業したある男の物語を読み、応援する気持ちが強くなった企業があります。
もちろん、その物語は実話で、起業するまでの思いや挫折や苦労、会社を立ち上げてからも仲間との努力の過程やビジネスパートナーとの商談や駆け引きと、とても面白い物語になっていますし、その企業はアメリカの企業なのですが、日本の企業も深く関わっていて親近感も湧く内容になってます。
この本を読む前からも好きなメーカーで、スニーカーや服をよく購入していましたが、読んだ後は更に好きになり、応援したくなり親近感も湧くようになりました。
その企業と読んだ本のタイトルは・・・。
【SHOE DOG】ナイキを創った男
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先ほども少し触れましたが、この本はナイキの創業者フィル・ナイトの物語で、彼がナイキと言う企業を創業するまでと創業してからの彼の熱い思いや苦労が描かれています。
とても実話とは思えないような内容になっていて、一人の男の冒険を読んでいる感覚になります。
普段、小説しか読まない人もこの本なら読めるのではないかと思います。それぐらい面白くスケールの大きい内容です。又、ナイキ好きの人が読んでも更にナイキを好きになり、ナイキの過去を知ることで応援もしてくなるような一冊です。
ただナイキを応援したくなるような内容だけではなく、起業する大変さを痛感するのと、情熱を持って仕事をする大切さを学べる本だと思います。と言うかフィル・ナイトが読者に伝えたかったのは本来そこだったのかもしれませんが・・・、僕は応援したくなっちゃいましたね。(笑)
ナイキが好きな人、これから起業することを考えてる人はもちろん、若い人にもお勧めしたい本です。500ページを超える長編ですが読みやすいので頑張ってみてください。
今や世界的な大企業の創業時を細かく知れる面白い本なので是非!